"浅噛み"の3つの治療方法
“浅噛み(あさがみ)”とは、上下の歯をかみ合せたときに、上下の歯が接触しない歯ならび。開咬。オープンバイト
O. 骨の問題(前顔面高が後顔面高と比較して著しく大きい) and/or 舌が著しく大きい症例(約3年?)
- → 外科矯正で前顔面高と後顔面高の比率を適正にする and/or 舌を小さくする
P. 骨と舌の問題が中等度の症例(約2年?)
- → アンカースクリューで奥歯を圧下 and/or 前歯を挺出させるcomouflage, compromise treatment(偽装、妥協した治療)の歯列矯正 and/or 舌位置の訓練
→ 妥協したくなければ外科矯正
Q. 骨に問題はないが、歯の萌出不足 and/or 舌位置に少し問題がある症例(約2年?)
- → 歯列矯正:アンカースクリューで奥歯を圧下 and/or 前歯を挺出させる歯列矯正 and/or 舌位置の訓練
*浅噛みを治療しても、再び舌が上下の歯の間に入り込み浅噛みが再発しやすいという意見もある
*当クリニックは歯列矯正専門で、外科矯正には対応しておりません
*併発症例が多く(たとえば、浅噛みと出っ歯の併発)、治療ゴールと治療方法のパターンは多いので(たとえば、“健康な歯を抜歯してもいいから前歯を後退させたい”、“健康な歯を抜歯したくないから前歯が少し出っ歯でもいい”)、複数の矯正専門医に相談してみてください